航海士は旅にでる

新しい旅人の在り方『航海士×旅』を提唱する男

荻田泰永トークイベント参加レポート

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2018年4月8日。

荻田泰永さんのトークイベント『北極冒険家が見た、南極大陸』に参加してきました。

荻田さんといえば、クレージージャーニーにも紹介されている北極冒険家。先日、日本人初「南極点無補給単独徒歩」の偉業を成し遂げました。

今回のトークイベントの内容はこの時の冒険がメインです。


Bar De 南極料理人MIrai

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JR関内駅から徒歩3分、こちらの可愛らしいペンギンの看板の見えるお店がイベント会場 Bar De 南極料理人 Miraiです。

Bar De 南極料理人 Mirai
横浜関内レストラン&バー「 Mirai(みらい)」 - 横浜・関内・吉田町で多国籍料理と南極メニューをご提供する「レストラン&バー Mirai(みらい)」。

Miraiのシェフ・篠原洋一さんは、世界一周×9回+南極越冬×2回、70カ国200都市を回った調理人。
旅行好き船好きが集まるダイニングバーです。

篠原さんの経歴すごいですね。シェフとして世界を周るという生き方憧れます!!

僕はトークイベントの後の懇親会にも出席したので篠原さんの料理も頂きました。

荻田さんのお話と南極料理人の方の料理が味わえるなんて贅沢な気分です笑
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トークショーの内容

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なぜ北極冒険家の荻田さんが南極へ挑戦したのかというと冒険性を高めるためです。

音楽で例えると

ロックミュージシャンが音楽性を高めるためにクラシックといった違う種類の音楽を学ぶようなものです。

普段と違う南極冒険を通して、北極にも応用が効く経験や技術を習得することができるのですね。

特にトークイベントの中で興味深かった話が

『極地での汗処理』です。

極地では汗の処理が難しく

登山によく使われるゴアテックス(防水透湿性を持った素材。

外からの水を遮断しながら汗は外に逃がしてくれる)だと透湿する前に汗が凍結するという問題がありました。

そこで荻田さんが考えたのは

アウトドアには向いてないとされるコットン製品の起用です。
(速乾性がないため、低体温症になりやすいから)

本来ならアウトドアに向いてないとされているコットン製品ですが
南極の環境、白夜による日差しの強さ、風により乾きやすくなっているのです。

そのおかげでコットンで汗を吸わして、蒸発することで汗処理をしているのです。


冒険というのは問題に対して考え、試行錯誤している姿に感動しました。

他にも自分で装備を作るという話からも、冒険するために思考、創意工夫する荻田さんの内面が伺えているみたいで好きです。

荻田さんのお話を少しだけ紹介させて頂きました。

詳しいお話は是非、講演会で起き聞ください。